【2024年最新版】福岡市の子育て支援はここがすごい!子育て世帯におすすめのエリアも紹介
コラム 2024.11.07
利便性と緑あふれる住環境を備える福岡市は、住みやすさで人気です。
子育て世帯にとっては、どのような支援が実施されているかも気になるところでしょう。
子育て支援は自治体ごとに内容が異なるため、充実した制度を利用したければ、住む場所へのこだわりも欠かせません。
今回は、福岡市の子育て支援を詳しく解説します。
新築マンションを検討中の子育て世帯におすすめのエリアも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
全国共通で受けられる子育て支援
はじめに、全国共通で受けられる、2つの子育て支援策を解説しましょう。
出産育児一時金
出産育児一時金は、健康保険に加入している被保険者とその被扶養者が出産したときに、法定給付額が支給される制度です。
産科医療補償制度加入の医療機関等で、妊娠22週以降に出産した場合、1児につき50万円(※1)が支給されます。
出産育児一時金は、令和5年4月1日の改正で給付額が増額されました。
「出産はお金がかかる」というイメージを払拭するために、力を入れて取り組まれている制度です。
出産手当金
出産手当金は、健康保険の被保険者が出産のため仕事を休み、給与の支払いを受けられない場合に支給される制度。
出産日以前42日(多胎妊娠の場合は98日)から出産日後56日までの期間中、1日につき標準報酬日額の3分の2相当額が支給されます。
児童手当
児童手当とは、児童を養育する家庭に支給される手当のこと。
令和6年10月分から、対象年齢の拡大と所得制限の撤廃が決定し、より多くの世帯が受給できる新制度になりました。
<新制度での支給額>
3歳未満 | 3歳~高校生(年代) | |
第1子・第2子 | 15,000円 | 10,000円 |
第3子以降 | 30,000円 | 30,000円 |
※高校生年代=18歳になる年度の3月末まで
参考 | 福岡市「児童手当について」
多子世帯への支援を手厚くすることで、さらに子育てしやすい世の中になることが期待されています。
福岡市独自の子育て支援
全国共通の子育て支援にプラスして受けられる、福岡市でのサポートを紹介します。
出産・子育て応援給付金
令和5年1月27日より、福岡市は市内に住民票のある方が対象の「出産・子育て応援給付金」をスタートしました。
出産・子育て応援給付金は全国で実施されていますが、自治体によって名称が異なり、支給方法も現金やクーポンなどさまざまです。
福岡市では、妊娠届出時の給付金として5万円、出生後の給付金として子ども1人あたり5万円を口座振込で支給しています。(※2)
子育てグッズの購入や身体のケアで出費が増えやすい妊産婦の方にとって、心強い制度です。
子ども医療費助成制度
子ども医療費助成制度は、福岡市内在住の健康保険に加入している子どもの医療費を助成する制度です。
福岡市では、令和6年1月1日に対象年齢が拡大され、高校生世代(18歳の誕生日前日以降、最初の3月31日まで)も対象になりました。
子ども医療助成制度は自治体ごとの違いが大きく、小学6年生や中学3年生までが対象の自治体も多いです。
助成対象を広げ、子育てを長期的に支援する福岡市の体制は、子育て世帯にとって大きな安心につながるでしょう。
第2子以降の保育料無償化
日本では令和元年10月1日から幼児教育・保育の無償化がスタートし、幼稚園・保育園・認定こども園等に通う、3歳〜5歳までの子どもたちの保育料が無償化されています。
しかし0歳~2歳までは無償化対象外のため、第2子以降が0~2歳の世帯では、保育料の負担が発生していました。(※3)
多子世帯の負担を軽減するため、福岡市は令和5年4月から、第2子以降の保育料無償化をスタート。
保護者の収入やきょうだいの年齢に関係なく、全世帯で、第2子以降すべての児童(0歳〜2歳)の保育料無償化が実施されています。
第2子以降の保育料無償化は、東京都内や大阪市、札幌市でも行われていますが、未導入の自治体も多いです。
保育所に子どもを預けて働く子育て世帯にとって、保育料の無償化はメリットが大きく、住みやすさにつながる制度といえるでしょう。
第3子優遇事業
福岡市では第3子優遇事業として、幼稚園・保育園・認定こども園に通う第3子以降の副食費(おかず・おやつ代)の支払いを免除。
所得制限はありますが、家庭内で養育する場合でも1人あたり月額1万円の手当が支給されます。
保護者の負担を減らすだけでなく、食を通して子どもの健康も見守る、手厚いサポート体制です。
病児保育の無償化
2023年4月1日より、福岡市では、1日あたり2000円だった病児保育の無償化をスタート。
0歳〜小学6年生までの子どもが対象で、体調不良や急発熱で保育園や学校に通えない場合に利用できます。
利用方法の詳細や実施施設は、福岡市のホームページにてご確認ください。
子育てを見守る「福岡市こども未来基金」
福岡市は子育て世帯への支援と健やかなまちづくりのために、平成17年4月に「福岡市こども未来基金」を創設。
地元企業や団体から集まった寄付金の総額は、令和6年3月末日時点で3億円を超えました。(※4)
福岡市こども未来基金で取り組んでいる、3つの事業を紹介します。
おむつと安心定期便
おむつと安心定期便は、おむつなどの育児用品が自宅に届くサービス。
子どもが0歳~3歳の誕生月を迎えるまで、無償で利用できます。
利用には子育て関連施設や各種サービスを利用した際の電子スタンプが必要で、専用サイトで希望する育児用品とスタンプを交換する仕組みです。
多くの保育園で電子スタンプが設置されており、登園する際に獲得できるため、無理なく支援を受けられます。
子どもプラザ
子どもプラザは、乳幼児の親子が無料で利用できる遊び場で、子育て世帯同士の交流や育児相談の場としても活用できます。
2024年10月現在で、福岡市内には14ヶ所の子どもプラザが設置され、内7ヶ所では気軽に相談できる子育て支援コンシェルジュも配置されています。
地域子ども育成事業
地域子ども育成事業では、子どもの健やかな育成を推進する各団体が協力し、「遊びの達人派遣事業」や「子どもの夢応援事業」を実施。
地域に根付いた活動で、子どもたちの成長を見守っています。
福岡市内に住みたい子育て世帯におすすめのエリアは?
子育て世帯が福岡市内に住むなら、中央区がおすすめです。
中央区は九州最大の繁華街と呼ばれる「天神」や、ビジネスの中心地である「赤坂」、福岡市民の憩いの場である「大濠公園」などがある街。
都会的な賑わいの中にも緑あふれる公園が多く、数々の調査で住みたい街として人気があります。
中央区の中でも都市部へのアクセスの良さと、休日に家族でゆったりと過ごせる環境の両方を叶えたければ、「小笹」エリアがおすすめです。
都市部へのアクセスの良さがありながら、家族連れでにぎわう福岡市動植物園やハイキングが楽しめる鴻巣山緑地など、休日を家族と共に過ごせる自然豊かな環境が揃っています。
福岡市中央区や小笹エリアの魅力については、こちらの記事で詳しく紹介していますので、ぜひ参考にご覧ください。
>>福岡市中央区の住みやすさは?永住したくなる魅力的なエリア5選
>>福岡市「小笹」の住みやすさは?交通アクセスと子育て環境を兼ね備えた街
魅力あふれる福岡市中央区小笹に「エンクレストガーデン福岡」が誕生
福岡市は子育て支援制度が充実し、地域全体で子育て世帯を見守る温かい風潮にも恵まれています。
困ったときに手を差し伸べてくれる制度の整った自治体は、今後家族で長く暮らす場としても安心感を得られるでしょう。
そして2025年12月、利便性の高さと自然の豊かさを兼ね備えた福岡市中央区小笹に、新築分譲マンション「エンクレストガーデン福岡」が誕生します。
緑豊かな住環境でありながら、天神まではバスの乗り換えなしで22分、博多へは20分で到着できるアクセスの良さが魅力です。
「エンクレストガーデン福岡」が気になる方は、地下鉄六本松駅から徒歩2分のマンションギャラリーへお越しください。
忙しくて来場するまでの時間が取れないときには、便利なオンライン相談もご利用いただけます。
【エンクレストガーデン福岡 オンライン相談】
開催日時:金土 10:00~/13:00~/16:00~ ご予約内容の選択|エンクレストガーデン福岡 マンションギャラリー ※メニューからオンライン相談を選択 |
あわせて読みたい!
参考
※1) 全国健康保険協会「子どもが生まれたとき(出産育児一時金)」
※2)福岡市「出産・子育て応援給付金」
※3)こども家庭庁「幼児教育・保育の無償化概要」
※4)福岡市|福岡市こども未来基金 寄付者のご紹介
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