COLUMNコラム

マンション駐車場のチェックポイントは?種類や料金、注意点を解説!

コラム 2025.02.27

車を所有している方にとって、マンションの駐車場は必要不可欠な設備です。
駐車場を契約するにあたって、種類や料金、注意点などは事前に把握しておきたいところ。
またマンションを購入したからといって、必ずしも駐車場を借りられるわけではない点にも注意が必要です。

今回は、マンションの駐車場が利用できない可能性がある理由や料金相場、起こりうるトラブルとその対策について解説します。
車を所有していて分譲マンションの購入を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

マンションの駐車場は必ず利用できるものではない

マンションに駐車場があるからといって、契約に伴い必ず駐車場が借りられるわけではありません。
以下のようなケースでは、マンションの駐車場を利用できないこともあるので注意しましょう。

マンションの駐車場台数が戸数以下しかない

マンションには法律上の駐車場設置義務はありませんが、自治体の多くは条例でマンションの規模に応じた駐車場の設置率を定めています。
ただしこの条例では、住戸の数と同数の駐車場設置を義務付けているわけではありません。
そのため駐車場の数が戸数よりも少ないマンションでは、駐車場に空きがなく利用できない場合があるので注意が必要です。

1戸で2台以上契約している住人が多い

戸数に対して100%以上の駐車場を完備しているマンションでも、管理規約で複数台の駐車場が契約できるとされている場合、すでに駐車場の空きがないことがあります。
このような点にも注意が必要です。

駐車場の利用台数に制限がある

車を複数台所有している方は、台数制限にも注意が必要です。
マンションによっては、駐車場の利用を「1戸に対して1台まで」と制限しているところもあり、駐車場に空きがあっても複数契約できない場合があります。
駐車場が複数必要な場合、契約前に利用可能台数を確認しておくようにしましょう。

駐車場の種類によって利用できない

所有している車と駐車場の種類が合わない場合は、駐車場に空きがあったとしても利用できません。
所有している車の車幅や車高を確認し、マンションの駐車場が利用できるか確認しておくことが大切です。
マンションの駐車場の種類については次章でご紹介しますので、あわせてご覧ください。

マンションの駐車場の種類

マンションの駐車場は大きく分けて3種類あります。
それぞれ使い勝手が異なるので、ここで特徴を押さえておきましょう。

平面駐車場

平面駐車場は、道路から入ってそのまま平地に駐車できる最もポピュラーなタイプです。
屋外で屋根のないケースもあれば、建物の一階部分を駐車場にしているケースもあります。

メリット デメリット
・車の大きさ・高さに左右されない

・出し入れがしやすく、入庫や出庫に時間がかからない

・機械メンテナンスが不要で、管理費や修繕積立金が抑えられる傾向

・屋根がない場合、車が汚れやすい

・屋根がない場合、雨の日の乗降車時に濡れてしまう可能性がある

 

自走式立体駐車場

自走式立体駐車場は、複数の階を持ち、スロープを上り下りして駐車するタイプです。
大型ショッピングモールの駐車場をイメージしていただくとわかりやすいでしょう。

メリット デメリット
・多くの車を駐車できる

・屋根のある階は、車が汚れにくい

・屋根のある階は、雨天時でも乗り降りしやすい

・平面駐車場に比べて入出庫に手間がかかる

・最上階の駐車スペースには屋根がないことが多い

 

機械式立体駐車場

機械式立体駐車場は、操作盤やリモコンなどの機械を使って、車を上下に移動させて出し入れするタイプです。
昇降方式やピット式、エレベーター式など、さまざまな種類があります。

メリット デメリット
・イタズラや盗難などの被害に遭いにくい

・駐車時に他の車にぶつけたり、ぶつけられたりする心配がない

・車の出し入れに時間がかかる

・車のサイズに制限があり、車種によっては契約ができない

・機械のメンテナンス費用がかかるため、管理費や修繕積立金が割高になる傾向

・水害によって機械が壊れる可能性がある

 

マンションの駐車場の料金相場

一般的に、分譲マンションを購入しても駐車場は「賃貸方式」です。
毎月管理組合や管理会社に使用料金を支払った上で、決められた場所に車を停めます。

料金は近隣の駐車料金にあわせて設定されることが多く、数千円〜数万円と相場はエリアによってさまざま。
地方では月2千円程度でも、都心部では5万円以上かかることも少なくないでしょう。

また、なかには「分譲方式」という、駐車場を購入して自分の所有物にできるマンションもあります。
分譲方式の場合は、毎月の使用料金を支払う必要はなくなりますが、代わりに区画代金や登記費用、固定資産税を納めなければなりません。

駐車場の使い勝手だけではなく、駐車場の契約方式や使用料金などを確認した上で、マンション選びをしましょう。

マンションの駐車場で起こりうるトラブルと対策

マンションの駐車場は、不特定多数の人が利用する共用部分。
さまざまなトラブルが起こりやすくなるため、対策を考えておく必要があります。
ここでは、マンションの駐車場で起こりうるトラブルと対策について見ていきましょう。

無断駐車

マンションの駐車場トラブルで、最も起こりやすいのが無断駐車です。
他の住民や来訪者が間違って停めてしまう場合もあれば、故意に停めていることもあります。
どちらにしても自分の車を停められないため、管理組合に連絡して相手方に移動するように伝えてもらわなければなりません。
このとき、相手方と直接やりとりするのは避けてください。
事態を悪化させてしまう可能性があるため、必ず管理組合を仲介に立てましょう。
何度も無断駐車が続くようであれば、カラーコーンを設置するなどして対策したほうがいいかもしれません。

車上荒らし

マンションの駐車場であっても、車上荒らしやイタズラに遭わないとは限りません。
警察に相談すると対応してもらえますが、できれば未然に被害を防ぎたいものです。
対策としては、防犯カメラのある駐車場を選んだり自身の車にドライブレコーダーを設置したりと、セキュリティを強化することが挙げられます。
セキュリティが高ければ、捕まるリスクも高まって狙われにくくなるでしょう。

機械故障による出庫不能

機械式立体駐車場を利用する場合、機械故障やメンテナンスなどによって車を出し入れできないことがあります。
自分の駐車スペースがトラブルを起こしている場合もあれば、他の住民が入出庫できなくて自分の車が出せないケースもあるでしょう。
機械トラブルに悩まされたくない場合は、初めから平面駐車場や自走式立体駐車場のマンションを選ぶことをおすすめします。

マンション駐車場に関する注意点

マンションの駐車場を使用したいと考えている方は、注意点についても把握しておきましょう。

自身の住戸から駐車場までの距離に注意

マンションの駐車場においては、自身の住戸から駐車場までの距離が遠くなってしまうことがあります。
買い物後の重い荷物を持ち運ぶときや、子どもを抱っこしての移動などが大変になってしまうため、注意が必要です。
一時的に玄関に車を停めて荷物の積み下ろしや人の乗り降りができる「車寄せ」があるマンションもあるため、事前に確認しておくと良いでしょう。

空き駐車場が増えると費用負担が大きくなる可能性がある

マンションの空き駐車場が増えると駐車場使用料やマンション管理費が上がる可能性があります。
駐車場利用者から支払われている駐車場使用料は、マンションの管理費に組み込まれることが一般的です。
そのため、駐車場使用料の収入が減ると管理費が不足してしまうことがあります。
カーシェアリングの普及や近年の若者の車離れなどで、今後マンションの空き駐車場が増えることも考えられるため、この点にも注意しておきましょう。

電気自動車の場合は、EV充電器設置の有無を確認

電気自動車の場合は、マンションの駐車場にEV充電器があるかどうかも確認しましょう。
EV充電器がない場合は充電スポットにわざわざ出向かなければなりませんが、マンションの駐車場にEV充電器があれば、夜間使わない時に充電ができて便利です。
これからもっとEVの普及が進むことを考えると、マンションの駐車場にEV充電器があるかどうかが、マンションの資産価値を大きく左右する要因になる可能性もあります。

マンション駐車場が利用できない場合の対処法

空きがない、車種が合わないなどの理由でマンションの駐車場が借りられなかった場合には、どのような解決方法があるのかをご紹介します。

近隣の月極駐車場を借りる

マンションの駐車場に空きがない場合、一般的に周辺の月極駐車場を利用します。
車の保管場所は車庫法によって自宅から直線距離で2㎞以内と決められており、その保管場所を記載した車庫証明を取得しなければなりません。(※1)
車庫証明を取得しなかったり、違う場所に保管していると違法行為に当たるため、法律に則った場所に駐車場を借りましょう。
それと同時に、空きが出たら駐車場を利用したい旨をマンションの管理会社などに伝えておきましょう。

カーシェアリングに替える

マンションの敷地内や近隣にカーシェアリングがある場合、車を手放すことを検討しても良いかもしれません。
カーシェアリングを利用すると、駐車場代や税金、メンテナンス費用などの維持費も削減できます。
ただし、希望の日に必ず借りられるとは限らないため、毎日の利用はせず週末だけなど、限られた日にのみ利用する方におすすめの方法です。

エンクレストガーデン福岡の駐車場の魅力

「では、実際に最新の分譲マンションではどのような駐車場を設けているの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
ここでは福岡市中央区小笹に新たに誕生する「エンクレストガーデン福岡」の駐車場サービスの魅力についてご紹介しましょう。

当物件は、地上と地下に全住戸以上の平置き駐車場を完備しています。
全戸以上の駐車スペースを確保しているので、車を複数台所有している方や来客が多い方もご安心ください。
一部の駐車スペースにはEV充電サービス「PRiEV」が設置されており、電気自動車の方も快適に利用できるようになっています。

また自家用車や自転車をお持ちでない方のために、カーシェアリング・シェアサイクルも用意。
家族でショッピングするときや軽くサイクリングしたいときなど、いつでも気軽にご利用いただけます。

カーシェアリング・シェアサイクルサービスについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
>>カーシェアリングとは?シェアサイクルとは?マンションにある魅力をご紹介

エンクレストガーデン福岡の魅力をもっと知りたい方は、マンションギャラリーへ!

エンクレストガーデン福岡」の魅力は、今回ご紹介した便利な駐車場だけではありません。
ほかにもこだわりの施設や充実した設備がたくさんあり、住人の快適な暮らしを叶えることができます。

敷地内の一画には24時間営業の小型スーパー「TRIAL GO」も出店予定となっており、日中だけでなく、深夜の買い物にも対応。
食品やベビー用品、日用品などが取り揃えてあり、利便性の良さでご家族皆様の暮らしをサポートします。

エンクレストガーデン福岡」の魅力をもっと知りたいという方は、地下鉄「六本松」駅2番出口から徒歩3分の場所にあるマンションギャラリーへ、ぜひお越しください。

ご来場の時間が取れない方や遠方にお住まいの方には、便利なオンライン相談もおすすめです。

【エンクレストガーデン福岡 オンライン相談】

開催日時:金土 10:00~/13:00~/16:00~

予約方法:下記リンクからご希望の日程をお選びください

ご予約内容の選択|エンクレストガーデン福岡 マンションギャラリー

※メニューからオンライン相談を選択

あわせて読みたい!

参考
※1 自動車の保管場所の確保等に関する法律施行令
https://laws.e-gov.go.jp/law/337CO0000000329/

お問い合わせは、
「エンクレスト ガーデン福岡」
マンションギャラリー

営業時間 / 10:00〜18:00

定休日 / 毎週火・水曜日(祝日除く)