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マンションで地震が起きたらどうする?備えておきたい地震対策

コラム 2024.10.31

日本は地震大国として知られており、いつ大地震が起きてもおかしくありません。
マンションに住んでいる方、これからマンションに暮らす方は、マンション特有の地震リスクや地震対策について知っておくことが重要です。

そこで今回は、マンション特有の地震リスクと、マンションで地震が起きたときの対処法について解説します。

マンション特有の地震リスク

一般的に、戸建てよりも倒壊する可能性が低いと言われているマンション。
しかしマンションならではの注意点があり、マンションに暮らすのであればその内容について知っておくことが大切です。
まずは戸建て住宅とは異なる、マンション特有の地震リスクについて解説します。

  • 高層階ほど揺れが大きい
  • エレベーター停止の可能性
  • 避難経路が混雑する可能性
  • ライフライン停止の可能性

マンションは高層階ほど揺れが大きくなる傾向にあり、家具の転倒や落下物のリスクが高まります。
また、地震時にエレベーターに乗っていると、エレベーターが停止して閉じ込められる可能性も。
非常階段が混雑するため、高層階からの避難には時間がかかるかもしれません。
さらに、水道、電気、ガスなどのライフラインが長期間停止する可能性がある点にも注意が必要です。

自宅マンションにいる時に地震がおきたらどうする?

自宅マンションにいる時に地震が発生したら、どのような行動をとればよいのでしょうか。
ここでは6つのステップを解説します。

ステップ1.まずは身の安全を確保する

地震を感じたらまず頭を保護し、丈夫なテーブルの下など物が落ちてこないスペースに移動しましょう。
転倒する危険がある家具や家電、また窓からは、できるだけ離れた場所に移動することが大切です。
揺れが収まるまで、その場で待機してください。

ステップ2.火元を確認する

揺れが収まったら、すぐにガスの元栓を閉め、電気のブレーカーを落としましょう。
地震の二次災害で火災が起きることがあるので、火災の原因となるものを排除することが重要です。

ステップ3.ドアや窓を開けて逃げ道をつくる

ドアや窓を開けて、避難経路を確保してください。
マンションの構造によっては、ドアが変形して開かなくなる可能性があります。
最初の地震で無傷だった場合でも、余震によって開かなくなることもあるため、揺れを感じたら開けておくようにしましょう。

ステップ4.周囲の状況を確認する

隣の部屋や階段、エレベーターホールの状況を確認しましょう。
避難が必要な場合に備えて、周囲の安全を確認することが大切です。

ステップ5.正確な情報を入手する

ラジオやスマートフォンで、地震の規模や被害状況、避難指示などの情報を収集しましょう。
デマや噂に惑わされないよう、公的機関からの情報を重視してください。

ステップ6.マンションが危険な場合は避難場所に移動する

建物に大きな損傷がある場合や、火災の危険がある場合は、すぐに避難してください。
避難する際はエレベーターではなく、階段を使用しましょう。

マンションのエレベーター内で地震が起きたときの対応

マンションのエレベーターに乗っているときに地震が発生することもあるかもしれません。
地震が起きるとエレベーターは最寄りの階に緊急停止しますが、そのまま閉じ込められてしまうこともあります。
もしマンションのエレベーター内で地震が起きたときは、焦らず次のアクションを起こしてみましょう。

  1. すべての階のボタンを押す
  2. ドアを完全に閉める
  3. 非常呼び出しボタンを長押し
  4. エレベーターを叩いて音を出す

揺れを感じたらすぐに、近い階から順にすべての階のボタンを押しましょう。
問題なく停止したら、そのまま外に出てください。

もし緊急停止して閉じ込められてしまったら、ドアの一部が開いている場合はドアを閉めると、電気が通って開く可能性があります。
それでも開かない場合は、非常呼び出しボタンを長押しして外部と連絡をとってみましょう。
すぐに繋がらないことがあるかもしれませんが、諦めず何度も繰り返してください。
スマートフォンを持っている場合は、エレベーター内に書かれた管理センターや、消防、警察に連絡を取るのもいいでしょう。

閉じ込められていることを外に知らせるには、大声を上げるのではなく、硬いものでエレベーター内を叩いて音を響かせることが有効です。

マンションで地震が起きる前に備えておきたい5つのポイント

地震発生時の被害を最小限に抑えるためには、事前の備えが必要不可欠。
ここでは、マンションで地震が起きる前に備えておきたいポイントを5つご紹介します。

ポイント1.家具・家電を固定する

背の高い家具や重たい家具は、必ず床・壁・天井に固定しましょう。
転倒防止器具の装着や粘着シートの使用など、内容は家具・家電にあわせて選んでください。
ガラス製の扉を使用している家具には、ガラス飛散防止フィルムを貼っておくと安全性が高まるのでおすすめです。

ポイント2.避難場所と経路を確認する

避難が必要になった際スムーズに移動できるように、あらかじめハザードマップで家の近くの避難場所と経路を確認しておきましょう。
地震によってメインの避難経路が塞がれることもあるので、複数のルートをチェックしておくことをおすすめします。
高層階に住んでいる方は、ベランダやバルコニーに設置されている避難はしごの使い方も把握しておきましょう。

ポイント3.避難経路には物を置かない

地震に備えて、避難経路を確保しておくことも忘れてはいけません。
玄関までの経路を確保するのはもちろんですが、もし通れなくなったときはベランダやバルコニーから避難することもあります。
植木鉢や物置などは避難の妨げになるので、できるだけ置かないようにしてください。

ポイント4.防災グッズを準備する

マンション居住者は、地震によってマンション内に閉じ込められたり家のなかで避難生活を送ったりする可能性があることも考慮しておく必要があります。
ライフラインが長期間停止することもあるため、最低でも1週間分の水や食料、生活用品などの備蓄を準備しておきましょう。

ポイント5.地震保険に加入する

地震保険に加入しているか確認し、必要に応じて加入を検討しましょう。
地震でマンションに大きな被害がなくても、家のなかにある家具・家電などは破損してしまう可能性もあります。
火災保険とは別に地震保険にも加入していれば、このような事態に遭っても被害額相当の保険金が下りる場合があるので安心です。

地震の被害が少ないマンションに引っ越すことも検討しよう

家庭でできる地震対策はあくまでも、最低限身の安全を守るためのもの。
お住まいの地域の災害リスクや住まいそのものの耐震性に不安がある場合は、地震対策として、地震の被害が少ないマンションへ引っ越すことも有効な選択肢です。
具体的には、エリアの安全性・マンションの性能の両方を確認してください。

エリアの安全性

安全なエリアを選ぶには、ハザードマップを活用するのが効果的です。
ハザードマップを見ることで、その地域の災害リスクを把握でき、できるだけリスクの低い地域を選ぶことができます。

ハザードマップの活用方法について詳しく知りたい方には、こちらの記事がおすすめです。
>>ハザードマップとは?マンション購入前に確認しておきたいポイント

マンションの性能

ハザードマップで安全とされる地域であっても、マンション自体の性能をしっかりとチェックすることを忘れてはいけません。
耐震性はもちろん、建物の構造や設備、どのような防災対策が施されているのかなど、さまざまな観点から吟味する必要があります。

マンションから避難せざるを得ない可能性もあるので、最寄りの避難場所がどこにあるのかや、避難経路の安全性も確認してください。

地震の被害が少ないエンクレストガーデン福岡の特徴

地震に強いマンションの具体例として、2025年に福岡市中央区小笹4丁目に誕生予定の「エンクレストガーデン福岡」をご紹介します。
ハザードマップ上での災害リスクが低い、エンクレストガーデン福岡が建つのは、福岡市中央区小笹4丁目です。
福岡市Webマップ「総合ハザードマップ(※1)」で見ると、この地域は災害リスクが低いとされています。
立地選びの段階から、安全性を重視しています。

頑固な構造と設備

長く安心して暮らせるように、エンクレストガーデン福岡は頑丈に設計されています。
以下に一例をご紹介しましょう。

  • 地盤の状態にあわせてコンクリート抗を打ち込む深さを調整
  • 柱構造は、耐震性に優れた「溶接閉鎖型フープ筋」を採用
  • 耐震仕様の玄関ドアで、地震によって開閉できなくなる心配が少ない

詳しい内容についてはこちらの記事で解説しておりますので、ぜひご覧ください。
>>地震に強いマンションの選び方は?地盤・耐震基準・構造のポイント

万全の防災対策

エンクレストガーデン福岡では、災害に備えたさまざまな対策が講じられています。

  • 定期的な防災訓練:管理組合による防災訓練を定期的に実施し、居住者の防災意識と対応力を高めています。
  • 24時間監視システム:火災などの緊急事態には、警報やアナウンスで素早くお知らせします。
  • 防災マニュアルの配布:災害発生後の行動指針を記したマニュアルを作成し、全居住者に配布しています。
  • 防災備蓄倉庫:各棟に設置された備蓄倉庫に、水や食料、日用品などの防災用品を備蓄。定期的に内容を見直し、常に最新の状態を保っています。

詳しい内容について知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
>>最新マンションの防災対策は?各家庭でできる備えについても解説

避難場所に安全に移動できる

エンクレストガーデン福岡から福岡市中央区の地区避難場所である小笹中央公園までは、直通の通路が設けられる予定になっており、徒歩1〜8分程度と短時間で移動可能。
北側には、バリアフリーな避難経路で子どもや高齢者、車椅子の方も安全に避難できるよう配慮されています。

「エンクレストガーデン福岡」で地震に備えるマンションライフを送ろう

マンションで地震が起こった際、まずは落ち着いて、身の安全を確保しましょう。
被害を最小限に抑えるためには、家具の固定や避難経路の確認、防災グッズの準備、地震保険への加入など、日頃からの備えを十分に行っておくことが大切です。

また、より安全な住環境を求めるなら、地震の被害が少ないマンションへの引っ越しも検討しましょう。
エンクレストガーデン福岡は、災害リスクの低い立地、頑丈な構造、万全の防災対策、そして避難のしやすさを兼ね備えており、居住者の安全と安心を最優先に考えた設計となっています。
福岡市内で地震被害に対する心配が少ないマンションに引っ越したいと考えている方は、「エンクレストガーデン福岡」をぜひご検討ください。

「エンクレストガーデン福岡の防災対策や耐震性能について詳しく知りたいという方」は、地下鉄七隈線六本松駅2番出口から徒歩3分のマンションギャラリーにぜひお越しください。
スタッフが当物件について丁寧に説明させていただきます。
遠方や多忙などでマンションギャラリーに足を運ぶのが難しい場合は、ぜひオンライン相談をご利用ください。

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開催日時:金土 10:00~/13:00~/16:00~
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※1 福岡市Webマップ 総合ハザードマップ
https://webmap.city.fukuoka.lg.jp/fukuoka/Map?mid=15&mps=5000&mtp=pfm&mpx=130.38783290982292&mpy=33.56894624271644&gprj=3

 

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